木造住宅の主流である在来軸組工法を主としています。在来軸組工法とは柱で桁を支え、桁に梁をかけて主要な構造としています。 昔ながらの工法で、現代に至るまで日本人の知恵を加えて進化してきました。柱や梁の木材の選定や、筋交いの金物など、建物の強度を上げる為に日々改善しています。 在来軸組工法で気をつけなければならないのは、接合部分をいかに強くするかによります。地震時の引抜に対しては引張耐力計算(N値計算)や筋違いのバランス計算などによってバランスの良い筋違い配置と部材に適した接合金物でしっかりと補強しています。
さらに耐震対策の補強として、在来工法に合わせネダレス工法を採用しています。一般的な床の下地である根太の代わりに、厚さ28mmもの構造用合板を使用することにより、水平構面としての性能は1.5倍にアップします。対地震だけではなく、住みながらの床鳴りやたわみにも効果絶大です。