オオヤネコート

敷地を最大限に生かした大屋根のコートハウス。八戸市内の閑静な住宅街にある約93坪の台形状の敷地。近隣の住居や道路からの視線や、光や風の検討を重ねていく中で、敷地一杯にエントランスコート・バスコート・メインコートの3つの中庭を内包する大屋根の家が導き出されました。カーポートと兼ねたアプローチを進み、エントランスコートを楽しみながら抑えたホールの空間をくぐり抜けると、西側メインコートとテラスを介し一体となる開放的なリビング・ダイニングへ。リビング・ダイニングは大屋根の吹抜け越しに2階の各室と緩やかにつながり、南側はハイサイドライトからは活き活きとした日中の光が降り注ぎます。リビング隣、メインコート北側に配した主寝室は抑えたボリュームの居心地の良い空間。エントランス脇にしつらえた落ち着いた雰囲気の静かな和室、オープンでフレキシブル、楽しい雰囲気の2階子供部屋やワークスペース等、光やボリュームでコントロールされた異なる質の空間が大屋根の下で展開されて行きます。これからの家族のくらしを、永く大らかに包み込むような家となったのではと思っております。
設計 有限会社TAO建設設計